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今日は戸袋について調べました。

戸袋とは、引き戸の扉が壁の中に収納されるように、壁が袋状につくられている部分を指します。そうした扉のタイプを「引き込み戸」と言います。

戸袋のある引き戸は、雨戸を収納する場所などとして古くから日本の建物で見かけられましたが、近年では雨戸を設置しなかったり、建物の洋式化で見かけることも少なくなりました。しかし、現在では大きな窓や室内扉をすっきりと収納するものとして、住まいの様々な場面に利用される重要なアイテムとなっています。

引き込み戸の一番の魅力とも言えるのが、戸を戸袋に収めた時のすっきりとした見た目です。壁の中に扉が隠されることで、扉が付いていないように一瞬思ってしまうほどすっきりとした扉周りとなります。また、大開口と相性が良く、大開口の窓をすべて戸袋に収めることで、大きな開口いっぱいに窓を開放することができ、住まいの開放感をより気持ちのいいものにしてくれます。