今日は少し涼しく、気持ちのいい日でした。
そんな中、朝から解体工事のためのお祓いがあり、現地に向かいました。私は、解体お祓いを、恥ずかしながら知りませんでしたが、長く住み慣れた家では、仏壇(位牌)や神棚、水回りの移動のために魂抜きを行うそうです。
現地へ到着すると、引っ越しが終わっていて、家の中はもぬけの殻です。仏壇も神棚もありません。魂抜きはどうなるのか?と思いましたが、こちらのお宅は新屋なので仏壇(位牌)はありません。神棚もない家は多く、こちらもありませんでした。なので水回りのお祓いが中心となります。地鎮祭で行うような神事の流れがあり、最後に水回りのお祓いをするといった感じで、お祓いが終わりました。
こうやって、ひとつひとつを丁寧に行うと、手間も暇もお金もかかるのですが、気持ちは落ち着きます。神事を行うかどうかは心持ち次第ですが、施主様の心持ちが、このように形になるのがわかりますね。