今回はクッションフロアーとクッションタイルの違いについてです。
どちらも塩化ビニールでできた床仕上げ材。
主な違いはというと、厚み・耐久性・テクスチャー、そして価格です。
まず厚みでいうと、クッションフロアは1.8mm前後でクッション状になっているのでフカフカした柔らかい踏み心地。
クッションタイルは、2.5mm前後の厚みで硬く、しっかりした踏み心地です。
表面もクッションフロアよりも凹凸がしっかりでています。
クッションフロアとフロアタイル、どちらにも木材や石などのテクスチャーを印刷と
エンボス加工で表現している種類がありますが、フロアタイルの方が厚みと硬さがある分
より本物に近いテクスチャーを表現しています。
ただクッションフロアのメリットは扱いやすさです。
クッションフロアは壁紙のようにロール状になっており、フロアタイルはタイルのようにピース状になっています。
実際に張る時のことを考えると、、
クッションフロアは広げるだけですが、フロアタイルはひとつひとつ並べていく必要があります。
そのため、フロアタイルの方が張る手間がかかってしまうため、フロアタイルの方が高くなるという訳です。
また、クッションフロアの方が継ぎ目が少ないため、水の侵入もしにくく、お掃除も楽ちんです。
どちらがいいかは、張る場所と、見た目や質感を取るか、実用性をとるか…で判断されるのが良いと思います。